☆共有持ち分悲喜こもごも☆
【共 有】という言葉 皆さんも馴染みがあるかと思います。
ただ・・・結構悩んでいらっしゃる方が大勢いらっしゃるのも事実です。
そこで・・・【共 有】について書いていこうと思います。
題して・・・
【共 有】て結構大変な面がありますね~~~。
【事 例 1】
昭和40年代に親御さんが亡くなり当時は円満にと兄弟で共有にて相続された方
で現にお住まいの方からのがご相談でした。
ご相談の内容とは・・・
■兄弟皆高齢になり各々自分の持ち分について売却も含め考えている。
■一番上の兄が最近、弟達に購入して欲しいと言っている・・・。
■金額は安くてもOKなので是非とも買って欲しいと言われた・・・。
■金額は「是非にと思う位の金額」だったので購入したい・・・。
ご相談を受け問題点を考えてみました
1 一番上の兄が弟の1人に持ち分全部の売却を他の兄弟はOKか。
2 兄の希望金額は嬉しいが何か問題点はないか。
3 実際の「土地・建物」の評価金額はどの程度になるか。
調査をしまして・・・
1 については全員がOKなのでクリアしました。
2 については 3 の実際の評価を出してから考えることにした。
3 については 計算の仕方:建物=評価証明の金額でホボOK
土地=国交省「公示地価」を基準(時価)とのこと。
【結 果】
「売却金額」と「評価金額」の乖離が大幅なため
贈 与 税 の発生が確実な為中止となりました。
@ご兄弟間での金額トラブルではなく今回は
税法上の問題点から中止になった案件でした
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