成年年齢引き下げ(令和4年4月1日から施行)による賃貸契約時の注意点とは?春先の引っ越しシーズンを控えて【再掲載】

令和4年4月1日から「成人年齢(成年年齢)を引き下げる改正民法」が施行されました。施行後既に約6ヶ月(半年ほど)ほど経過していますが、お陰様かどうかは解りませんが、弊社、エイセンハウスでは今のところ支障は出ていません。但し今後の影響は解りませんので、その内容や不動産取引に与えると思われます影響は考えておかなければと思います。

そもそも今回の法改正(成人年齢の引き下げ:旧20歳~新18歳へ)に至ったことの一つに、選挙年齢の変更(公職選挙法の改正)が有るとの報道がされていたと思います。各国の現状を見ての判断かもしれませんが、ただ単純に投票率を上げたい!との考えで有れば、、その前にするべきことが有るのでは、との感も否めません。

では、今回の成年年齢引き下げに伴う賃貸契約における影響を考えてみたいと思います。尚、今回は賃貸契約の影響を考え、不動産売買につきましてはは次のブログにてと考えております。

成人年齢(成年年齢)引き下げで18歳に変わる年齢要件の変更には、種々の報道でもされていますが例えば、クレジットカードの作成・携帯電話の取得・10年用パスポートの取得・部屋を借りる等の契約の締結が出来ます、とのことです。

これらの要件変更の内で不動産取引に関する事は、部屋を借りる契約(賃貸契約の締結)を単独で行うことが出来る、ことと思います。以前の民法(旧民法)での賃貸契約では、未成年者は法定代理人(親権者等)の同意が必要でしたね。仮に、同意が得られていない場合にはその契約は、取り消されてしまう恐れがありました。

エイセンハウスでは上記のことを防ぐため、未成年者(学生さん等の)でのお申し込みは全てと言っていいほど、お断りしていました。また、例え成人年齢の方でもまだ学生さんの立場の方もいらっしゃいますが、その方に付きましても「申込人(契約者)」同様としてきました。ご収入がありませんので。

そこで、此処からは「申込人(契約者)」が、民法改正後の成人(18歳~19歳の旧未成年者)の際に考えられるパターン(賃貸契約の仕方)を見てみます。

👇👇👇以下の表はエイセンハウスも入会をしています、全宅管理のマガジンの中からの抜粋です。ご覧のように考えられる契約のパターンが①~④提示されていますが、果たして、どのパターンが良いでしょうか!?。良いというのはオーナー様にとりまして最も安心・安全か、と言うことと思います。

弊社、エイセンハウスの一押しでのお奨めパターンは絶対に「①」です。親御様が借主(契約者)+子供さん入居者+保証は保証会社必須=一番安心な契約パターンと言えると考えます。

     

尚、このパターンは成年年齢(成人連例)引き下げに伴い考えられたと思われますが、弊社、エイセンハウスでは以前よりこのパターンを使用していた経緯が有ります。其れはどのようなケースかと申しますと、既に成人されている方、例えば大学生さんは20歳の方もいらっしゃいます。しかし、ご収入はアルバイト収入ダケ、が多いですね。当然のことですが不安定です。このような場合には親御様が借主になって頂き、成人の学生さんは入居者、保証は保守会社に、を守ってきました。

【オーナー様にとりまして最も安心できる・安全なパターンにてをお奨めいたします】

👇👇👇以下は漫画形式になっており大変解りやすく・読みやすくなっていると思われますので、ご参考にして頂ければと思います。

👇👇👇以下はエイセンハウスが入会しています「全宅管理」が発行していますマガジンの一部です。Q&Aになっていますのでご参考になると思われます。


■余談話ですが、、。

物件を内覧し申し込みするという安易感が感じられたため、親御さんにもキチンと相談してみて、反対されなければ」と促したそうです。結果、当日、即キャンセル、、したそうです。

【最後までお目通しありがとうございました。ホッと一息、ご近所様のご紹介👇春日2丁目公園】

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【この記事を書いた人】
エイセンハウス有限会社 代表 岡野茂夫
1952年生まれ。東京都立向ヶ丘高校卒業と同時に家業の和菓子店「岡埜栄泉(おかの_えいせん)」に入店。和菓子職人の修行の道に入る。1986年頃から春日通り収用計画(道幅拡幅工事)に因り和菓子店も建直しを余儀なくされる。新築する建物に“賃貸住宅併設計画“をした為”宅地建物取引士“の資格取得を目指す。1987年、資格を取得と同時にエイセンハウス有限会社(商号は「岡埜栄泉」のエイセンから)設立。平成7年和菓子店「岡埜栄泉」は閉店し不動産業に専念し今日に至る。

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