「「負動産の時代」がやってくる、イヤ既に来つつある!
【負動産時代がやってくる】
一昔前までなら「不動産」の相続は大概の方は歓迎して来られたと思います。
しかし、最近の新聞記事(朝日新聞に連載されていました)に因りますと、どうやらその辺の雲行きがおかしい!そうですね。
例えば「リゾートマンション」
自分も何年か前に某雪国にスキーに行ったことが有るのですが、そこで見た光景は、、投資用マンションの荒れ果てている光景でした。
所有者の方は売却を望んでいると思いますが、全く売れない、でも、管理費等々の出費は出ていく、正に「負動産」化した不動産ですね。
【無理矢理相続させられ迷惑】
・親から相続した賃貸アパート、共有名義のため日常の運営の仕方一つとっても話し合いが付かず、ただただ、共有者の増加で更に面倒が広がって行くだけ。
・子供(長男)に引き継いで貰うつもりで一戸建て購入したが、肝心の長男は独立し遠方に居住。実家に戻るつもりは無いらしい。
結果、あてが外れてしまい「空家」になってしまう可能性大。
・遺言書の通り兄弟共有で相続をしたまでは良かったのですが、兄弟間のトラブルで実家(一戸建て)は長く空家となり住める状態では無くなってしまった。
売却するにも兄弟間の合意がなければ難しく。
【解決方法は!?】
・一番の根本は関係者一同の「意識の共有」と思います。
・相続のことは自分でも経験が有りますが、なかなか話し辛い部分でもありますね。
しかしながら、その辺を避けて通れば後には「争い」が待っているのだと思います。
・自分(例えば親の)の「目」が黒いうちに「どうするのか・どうしたいのか」をハッキリさえておくのが、その方の「努め」であり「責任」かもしれませんね。
【家族信託という手もあるかも】
この制度は例えば親の財産の管理・処分までを受託者(例えば子供)に託す仕組みです。
自分(親)が元気なうちから「将来の準備」が出来るというメリットは大きいと思われます。
なぜなら、自分が「認知証」に成った場合の不安等々にもヒョットして対応が可能かもしれませんね。
但し、この制度は最近のものですので、専門家(税理士・司法書士等)に相談されながら実行が絶対条件と考えます。
エイセンハウスでは提携税理士事務所がありますのでお気軽にご相談ください。