オーナーカルテご存知ですか?~上手に財産を残すために~ 第2話

【オーナーカルテの内容】オーナーカルテは以下のような内容になっております。

1.不動産の整理をしてみましょう。

2.相続人関係図を作成してみましょう。

3.相続税計算のポイント。

4.相続税を計算してみましょう。

5.相続対策のあらまし。

6.財産の渡し方はどうしますか?

7.相続開始後の申告と手続きのスケジュール。

8.イザという時のメモ。

(不動産以外の財産につきましても記載して頂きたいと思います)

では順を追ってご説明して参りたいと思います。

【1.不動産の整理をしてみましょう】

ア。「土地・建物」と分かれていますが各々の登記簿謄本を法務局にてまず取得します。ついでに「公図」も取っておきましょう。

次に東京都でしたら「都税事務所」で「評価証明書」を取得します。

毎年送られてきています「固定資産税の納付書」を参考にされますと漏れなく謄本を取得することが出来ると思います。

取得しましたら土地でしたら一筆づつ、家屋でしたら一家屋づつ、オーナーカルテに記載していきましょう。

(土地の場合公図を参考にされると良いかと思います)

イ。不動産評価の概略。

(土地の場合)

国税庁が毎年「路線価」という数字を発表しております。

該当します土地に接する路線価が、その土地の評価額となります。

(路線価=㎡当たりの金額を千円単位で記載してあります)

(借地の場合の「借地権割合」も記載されています)

(建物の場合)

都税事務所にて取得した評価証明書の「評価額」の金額となります。

ウ。各々の資料について。

路線価図は国税庁のホームページから誰でも取得することが出来ます。ご覧になりまして、解りづらい場合にはお気軽にご連絡下さい。ご説明させていただきます。

また、土地の評価の仕方で「節税効果」が大変見込まれます。

以下はオーナーカルテの内容です。

建物を整理してみましょう   

          

土地を整理してみましょう

         

土地の評価の仕方は

          

次回は

相続人関係図を作成してみましょう、から。。。

         

記事の更新日:2017/10/17

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