どこまで続く土地神話?そろそろ天井も見えて来た?

我々(弊社の私一人だけの考えかもしれませんが)不動産業者でも、現在の地価上昇は、、そろそろ如何なものか!?の感がしてきましたね。

先日「公示地価」が発表されましたが一部の商業地(東京以外の地方も含めて)の値上がりが目立ったそうです。

新聞事例に因りますと上昇が目立つ地域は、

1.駅前などでの再開発が進んだ地域。

2.外構人観光客が多く尋ねる地域。だそうです。

また、同じ都市の中でも利便性に因っての二極化が進行しているみたいですね。

先日も或る用件で久しぶりに東銀座に出かけました。余談ですが久しぶりの「ネオン」目に染みました。話戻ります。

その際ですがヒョット綺麗な形の空き地(成形地)が目に止まりましたので何が建つのかな!!?興味本位で建築計画書を覗いたところ、案の定ホテルが建つとのこと。

しかも、東京オリンピックに間に合うかどうかギリギリの竣工計画でした。

財閥系の会社ですので「お金」の心配は我々とは違いますので関係無いかもしれませんが時期は「乗るか逸れるか」、、、余計なお世話様ですね。

でもですが、普通に住宅を購入される方や、または賃貸住宅を借りられる方には影響を及ぼして欲しくは無い、と思います。

しかしながら、最近の新築マンションのチラシを見ていますと、金額的に影響が出ている感がいたします。

単純な計算ですが少し前までは新築マンションの販売価格(弊社近隣でのこと)は、

1坪当たり大体300万円~305万円程度と記憶していますが、

現在では何と400万円~410万円に値が上がっています。

これからも幾つかの新築案件が控えているようですので、更に値上がりもあり得ますが幾ら難でも「購入しづらくなっている」のは事実と考えます。

一方、収益物件を購入されるオーナー様も増えて参りました。

弊社でも幾つかの収益物件を購入頂いております。

ここでもオーナー様にとりましての「損」が出ていると思われます。

1つ例を挙げますと「利回り」が低下をしています。

利回りの低下=購入金額の「上昇」を意味します。

何故そのような現象が、と申しますと、

1つの例は相続税の改正があり「相続対策」のための償却資産の購入が拍車を掛けた感が否めません。

弊社での以前の例を申し上げますと、某一棟物件の売却の際、弊社のお客様と他社のお客様とが競合となり、まるで「オークション」状態の様相で残念ながら弊社は負けましたが、結果は売り主様は相場より高く売却出来ご満足は頂けました。

何故競合になったか!双方の買い主様の目的は「相続対策」だったためでした(適正と思われる価格とは乖離しているのかな!?)

@適正価格とは、なかなか難しいですね。

収益物件の利回り状況も悪化して来ていますので、そろそろ購入資金は有っても「利ざや」が稼げなくなりそうな気配かもしれませんね。

ここで要注意と感じているのは、

「よくよく吟味をしてから」をお奨めいたします。

現にご相談をお受けしていますオーナー様がいらっしゃいますので、その点を良くご説明させて頂きたいと考えております。

         

記事の更新日:2017/09/28

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