オーナー様へ パート11・リバースモーゲージご存知ですか。
「リバースモーゲージ」という言葉、
お聞きになったことはございますか。
リバースモーゲージとは、
高齢者の方がご自分が住んで いらっしゃる住宅を担保に生活資金を借り入れ、ご自分が亡くなった時にその住宅を処分し、
借り入れを返済する、不動産担保ローンのことを言います。
普段、あまり見聞きされたことが無いとは思いますが、
たまにテレビCMでは「東京スター銀行」がこのローンの宣伝をしていますね。
実際の利用者はと申しますと我が日本国では米国の100分の1程度でしかないようです。
何故普及しないのか、
幾つかの理由が有ると思います。
1つは、
住宅を担保に借り入れをする訳ですが、
担保評価額が将来的にも維持できるか金融機関は心配ですね。
(担保価値が下がった場合その差額分の返金はしてもらえない)
2つ目は、
借り手側の問題かもしれませんが、思った以上に「長生き」してしまう。
「長生き」は大変に結構な事ではあるのですが、
契約期間終了時には処分しなくてはならず住宅を失ってしまう恐れが有る。
3つめは、
「金利」の問題。
借り入れ期間は当然に「長期」となると思いますので、
その期間の「金利の上昇」は結構な負担となってしまうと考え有られますね。
然しながら、
種々の対策にて上記3つ、の事柄を解決出来れば、
現在問題になっています
「空き家現象」や「終末の自宅治療」
などにヒョットしたら、
有効な手段かもしれないと考えたのですが如何でしょうか。
何故か。。。
特に「空き家対策」にでは、
住人が亡くなった場合には「金融機関」がその処分をする訳なので、「空き家」には絶対にならないと思うのですが如何でしょう?
当然、
その対策には「民間の金融機関での対応は不可能」と思いますので
「国」の関与が大変重要となると思います。
また、高齢者の方が「住宅」の心配が無くなれば、
これまた「ヒョット」して「タンス預金」からの「消費」も多少は期待が出来「景気対策」にも有効かもしれませんね。
専門家の皆さまからは「的外れ」のご意見が出てくるかもしれませんが、どうしても何とかしたい、案件では有るかと思います。
以下は関連した新聞記事です。
日経新聞記事