『定期借地権マンション』相場より少々安目程度のメリットで・・デメリットは無いのか?
新築分譲マンション価格の高止まり一向に値下げ傾向はみられませんね。一昔前のお話で大変恐縮なのですが、弊社近くで売り出された新築マンション価格、一坪当たり金額が350万円~380万円程度!!でも、その当時はそんなにするの~~え~っ!と、皆で言い合ったのを覚えていますが!・・・現在は、、既に皆様ご承知のことと思いますのであえて触れません。
そこで、と言う訳ではないとは思われるのですが、販売価格の引き下げを狙った(だけの理由では無いと思いますが)販売方法の記事が掲載されていました。
👇👇👇以下2026年3月20日付け朝日新聞記事です。お読みいただければと思います。
👆👆👆内容は簡単に申し上げます。マンション建築販売の事業会社は、土地の仕入(購入)はせずに地主様から土地を借りマンションを建築し販売する。従いまして土地の仕入(購入)費用は「0円」です。その結果、分譲時の販売価格も低く抑えられるという手法です。新聞報道に因りますれば、この手法で周辺の分譲マンションと比べると1割ほど安くなってぃるとのことです。
では、此処までは周辺と比較して1割ほど安く提供出来ますよ!、という「メリット」の記事ですが、その反対の「デメリット」はどうでしょうか。
新聞記事にもデメリットに関しては、
①借地期限満了で立ち退き②更地にして返す(地主様に)③地主様に地代支払い要④マンション解体費が毎月の修繕費にプラスになる・・等々触れてはいますが、でも、もう少々と思います。
そこで先ずは「定期借地権」とは?からと思います。👇👇👇以下の資料をご覧願います。
■👆👆👆上図でもお分かりの通り一口に「借地権」と言っても二通りあり、『地上権』と『賃借権』とでは権利の強さが違います。
■地上権=物権という権利種別で地主様の承諾なしで売却も可能・担保設定も可能・登記も可能となっています。
■賃借権=債権と言う権利種別で売却には地主様の承諾が必要になります。その際、承諾料という費用の発生も考えられます。また、担保設定は通常は拒否されると思われます。当然、登記(例:担保設定登記)も不可能になりかねず住宅ローン申し込みが不利になるかもしれません。
■売却する場合=第三者が絡む契約締結の際には地主の承諾が必要となります。商慣習として承諾には承諾料の支払いが必要となる可能性があります。
■その他にも「定期借地権」についての検討が非常に大事かと思われます。
このように諸々の事項を考慮した場合、新聞記事記載の価格部分、「周辺の分譲マンション相場より1割ほど安い」 程度でのメリット、、果たしてメリットと言えるか!?ご検討が必かと思われます。
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株式会社エイセンハウス 代表 岡野茂夫 |
| 1952年生まれ。東京都立向ヶ丘高校卒業と同時に家業の和菓子店「岡埜栄泉(おかの_えいせん)」に入店。和菓子職人の修行の道に入る。1986年頃から春日通り収用計画(道幅拡幅工事)に因り和菓子店も建直しを余儀なくされる。新築する建物に“賃貸住宅併設計画“をした為”宅地建物取引士“の資格取得を目指す。1987年、資格を取得と同時にエイセンハウス有限会社(商号は「岡埜栄泉」のエイセンから)設立。平成7年和菓子店「岡埜栄泉」は閉店し不動産業に専念し今日に至る。 |









