■不動産業者ながら!?・パート1『売却査定依頼を受け=近隣事例高騰!改めて実感。驚き且つ驚愕』

先日、某分譲マンションにお住まいの方からご自宅の売却に付きご相談承りました。ただ、今すぐのお考えでは無いとのことですが、現状の様子をお知りになりたいとのご要望です。また、たまたまですが、今回ご相談いただきました「某マンション」で3年前にも売却を承っていました。

そこで早速、当時の資料を当たってみることにしました。ここ2~3年の間で物件価格が値上がりしていることは承知していたのですが・・・・。

■3年前の同物件売り出しに際しての「坪単価」及び「売却方法」を再確認。

・当時の坪単価を確認したところ、最低価格(204万円=短期で成約可能と思われる)、当時の相場(市場価格=221万円)、当時の相場上限(市場価格=233万円)となっていました。

・なのですが、売り出すに当たり少々価格的にチャレンジをしてみましょう!、よなりまして「チャレンジ価格=251万円」で出してみましたところ、何とチャレンジ価格にてご成約となりました。

・3年前のご成約は坪単価251万円での価格4,280万円でした。

■今回(3年後になりますが)お部屋は違いますが、同じ建物・同様の面積・同じ間取りです。

・早速、近隣の売り出し価格からの相場観(市場価格)を調べてみました。

・同じ年代頃(建築時の)ホボ同じ面積、所在もホボ近隣、同じ間取り、の条件での検索です。

・何とか4物件ほどが売り出し中でした。

・各物件の坪単価計算してみましたところ、@330万円、@346万円、@360万円、@380万円となりました。

■3年間での値上がり率は・・・

・@330万円⇒31%アップ~@380万円⇒51%アップとなっていました。

・31%と51%の平均を考えましても「40%アップ」ですね。

■仮に3年前の物件を現在の価格で売り出しますと(売れるか否かは別としまして)、5,974万円となりチャレンジした価格より、1,694万円のアップ!となります。

【超低金利時代の世の中での、このアップ率!!バブルと以外に、、何か有りますかね??】 

■新築マンションの価格高騰は勿論ですが、中古マンションでも新築並みの坪単価での価格も見受けられます。

■また、引きずられるうな賃貸マンションの家賃も高騰のようです。ただ、賃貸マンションでも「投資目的物件」の設定賃料は??少々無理筋の様な気がしてはいますが、、。

■売買物件の価格高騰・新築賃貸物件(特に投資目的と思われます物件)の賃料高騰、弊社、不動産業者ですがビックリ、です。


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【この記事を書いた人】
株式会社エイセンハウス 代表 岡野茂夫
1952年生まれ。東京都立向ヶ丘高校卒業と同時に家業の和菓子店「岡埜栄泉(おかの_えいせん)」に入店。和菓子職人の修行の道に入る。1986年頃から春日通り収用計画(道幅拡幅工事)に因り和菓子店も建直しを余儀なくされる。新築する建物に“賃貸住宅併設計画“をした為”宅地建物取引士“の資格取得を目指す。1987年、資格を取得と同時にエイセンハウス有限会社(商号は「岡埜栄泉」のエイセンから)設立。平成7年和菓子店「岡埜栄泉」は閉店し不動産業に専念し今日に至る。

記事の更新日:2024/11/07

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