賃貸住宅賃料相場『上昇傾向』との報道増えてきています。しかし!?今後も続くのか?警戒を要す、かもしれません!

弊社のオーナー様向けマガジン「エイセン通信」6月号での記事ですが、色々な原因での結果の物価高騰の影響を受け、賃貸住宅の家賃も上昇傾向とのことです。賃貸住宅の家賃を示す指数は前年と比較して0.1%上昇とのこと。この指数は2023年の消費者物価指数(CPI)です。今回の上昇は実に25年ぶりのプラスであると全国紙でも報じられていました。

しかし、実態(原因)は?と考えた時即思い付くのは、膨大な余裕資金(行き場のない)・資材の高騰・人件費の高騰・2024年問題等々が単独では無く、それぞれが組み合わさっての「合わせ技」だと感じています。同業では有りますが近頃の高騰ぶりには大変驚かされています。

また、近頃の賃貸住宅の家賃上昇の原因?を考えた時、もう一つの要素と思われますのは「投資用マンション」の増加が考えられる思います。よく言われています所の「1Rマンション・1DKマンション」などの投資です。余裕資金が豊富?・低金利の状況等々で購入希望も盛ん!?、、当然ことながら建築ラッシュになります。エイセンハウスの周辺でも同様の現象が起きており、ここ1~2年の短い期間での供給戸数は約300戸~350戸程でした。

その供給されました新築マンションの家賃相場を見ますと、当然のことながら諸事情を鑑み坪単価は!想像以上の「高さ」です。建築費高騰の影響で売価も当然ながら高騰、しかし、投資物件ですので利回りを考えなくては・・で、結果は・・家賃相場は高騰、と考えおります。

暫くは低金利・余裕資金の豊富は続くかと思われますので、この、高騰の家賃相場は維持されるかもしれません。ただ、考えなくてはならないと感じていますのは、既存のオーナー様の賃貸物件です。世の中の状況はこの様なのですが、既存契約での家賃の値上げ、は、なかなかハードルは高いのでは、との感じです。

一つのタイミングですが、例えば、「入退去に合わせて値上げに踏み切る」は如何でしょうか。地域ごとの相違は有るかもしれませんが、既存のオーナー様も含めての「全面的な値上げ局面」は、もう少々先ではないかと感じております。

【この記事を書いた人】
株式会社エイセンハウス 代表 岡野茂夫
1952年生まれ。東京都立向ヶ丘高校卒業と同時に家業の和菓子店「岡埜栄泉(おかの_えいせん)」に入店。和菓子職人の修行の道に入る。1986年頃から春日通り収用計画(道幅拡幅工事)に因り和菓子店も建直しを余儀なくされる。新築する建物に“賃貸住宅併設計画“をした為”宅地建物取引士“の資格取得を目指す。1987年、資格を取得と同時にエイセンハウス有限会社(商号は「岡埜栄泉」のエイセンから)設立。平成7年和菓子店「岡埜栄泉」は閉店し不動産業に専念し今日に至る。

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