タワマン第1号=築48年経過・築後30年経過タワマンンも1割。今後のタワマン新築には長期修繕計画も並行で計画要!。

見上げるように聳え立つ超高層マンション、所謂「タワーマンション」ですがネーミングの根拠!?は何と、『法的定義』はどうやら無いらしい?、とのことです。では、一般的にどの程度の物なのかと申せば、「高さ60メートル超え、階数20階建て以上」をタワーマンション、と言うようです。

因みに、その他、以前から良く見かけています高さ31メートル超え、階数10階建て以上の物件は「高層マンション」と呼ぶそうです。当然のことですが高層マンションよりタワーマンションの方が、建築に関しては厳しい基準が適用となっているそうです。

では、このタワーマンション、最初に建てられたのは何時ごろかと申しますと、新聞記事によりますれば1976年とのこと。今年で築後何と48年が経過しているそうです。また当然のことながらその間、大規模修繕工事は3回実施され、今年は第4回目の修繕工事が行われているようです。定期的に補修工事が施されている、と言うことは、このマンションの管理組合員の方々、相当ご努力さえていると存じます。

さて、本ブログで態々タワーマンションの話題を取り上げたかと申しますと、築後経過30年超えの物がタワーマンション全体で「1割」になっており、今後、当然のことですが老朽化(30年超えの)の割合が増加することになります。

そこでこれから非常に重要・大事になることは・・・もうお分かりかと思われますが『大規模修繕工事』の実施です。高さ60メートル超え・階数も20階建て以上、普通の高層マンションでも相当の工事費用の負担が生じています。タワーマンションでは・・想像は出来かねますね!?。しかし、マンションの安全性(入居者の方は勿論ですが周辺の住宅・住民の方々に対しても)を考えれば、避けては通れない重要な事柄だと思います。

昨今、主なターミナル周辺は基より再開発関連でも、タワーマンションの建設が盛んです。人気度もありますが事業者にとっての収益性も、高いのかな!!?と感じています。ただ、前述してきました通りイザ!大規模修繕工事、となった場合には、、も考えて、建築と並行しその辺の対策も絶対に必要・重要な要素であると思います。

👇👇👇以下は日本経新聞(2024年5月6日)に掲載されていました記事です。少々見辛く読みにくいかもしれませんがお目通し頂ければと思います。

【この記事を書いた人】
株式会社エイセンハウス 代表 岡野茂夫
1952年生まれ。東京都立向ヶ丘高校卒業と同時に家業の和菓子店「岡埜栄泉(おかの_えいせん)」に入店。和菓子職人の修行の道に入る。1986年頃から春日通り収用計画(道幅拡幅工事)に因り和菓子店も建直しを余儀なくされる。新築する建物に“賃貸住宅併設計画“をした為”宅地建物取引士“の資格取得を目指す。1987年、資格を取得と同時にエイセンハウス有限会社(商号は「岡埜栄泉」のエイセンから)設立。平成7年和菓子店「岡埜栄泉」は閉店し不動産業に専念し今日に至る。

記事の更新日:2024/08/04

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