数字で見る相続『昨年度より50件も増え1,300件にも』??

<イメージ写真は京都某所の紅葉の景色です> 

毎月1回ですが恒例となっています(勝手に思っているのですが)相続贈与マガジンからのお話です。『数字で見る相続:1,300件にも!』とは?で記載して参りたいと思います。

結論から申し上げますと1,300件の数字は相続税に於けます重加算税が賦課された件数です。何と昨年度の1,250件から50件も増加したそうです。

釈迦に説法かと存じますが重加算税とは、意図的に税金を少なく申告する等で、仮装隠蔽事実が有った場合に適用されます。また、相続税の申告書を提出している場合としていない場合では、加算される税金の軽重が相当違うようです。

相続税の申告書提出している場合=相続税の35%を支払う必要が有り。申告書を提出していない無申告の場合には更に重く、追加で発生した相続税の40%の重加算税を支払わなくてはならなくなります。

通常ですと”仮装隠蔽”を問うには隠蔽者の「故意」の立証が必要と思いますが、重加算税を課すかどうかの判定にはその必要は無く(納税者の故意を立証する)、客観的に判断されます場合には成立をするそうです。従いまして相続税の申告には細心の注意が必要と思われます。

エイセンハウスでは提携の税理士事務所がございますので、何時にてもご相談可能となっております。お気軽にご連絡いただければと思います。

  

【この記事を書いた人】
エイセンハウス有限会社 代表 岡野茂夫
1952年生まれ。東京都立向ヶ丘高校卒業と同時に家業の和菓子店「岡埜栄泉(おかの_えいせん)」に入店。和菓子職人の修行の道に入る。1986年頃から春日通り収用計画(道幅拡幅工事)に因り和菓子店も建直しを余儀なくされる。新築する建物に“賃貸住宅併設計画“をした為”宅地建物取引士“の資格取得を目指す。1987年、資格を取得と同時にエイセンハウス有限会社(商号は「岡埜栄泉」のエイセンから)設立。平成7年和菓子店「岡埜栄泉」は閉店し不動産業に専念し今日に至る。

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