親から借りたお金が贈与に?思わぬ課税に要注意、特に身内間では【相続贈与マガジンから】

『イメージ写真はエイセンハウス所在地であります「春日(カスガ)」の地名の所縁にもなりました、「春日局」の像です。後楽園駅を出まして春日通りを茗荷谷駅方向の富阪(トミサカ)という坂を登って頂く途中に、この像が建っています。像の裏手は公園になっており一休みにはうってつけです』

少々ショッキングなタイトルですが今回も「相続贈与マガジン」からのご紹介です。そろそろですが、確定申告の時期となってきますので、再度ですがご紹介をさせていただきました。

自宅を購入する際の資金とか子供や孫の教育資金など、様々な事情から両親に借金をしなくてはならない時があります。この親からの「借金」が贈与と看做されれば「贈与税」が課せられることになってしまいます。それこそ一大事になります!

仮にですが、2,000万円の贈与と看做された場合(子や孫への贈与で)には約600万円もの贈与税が掛かることにも、、。そこで、贈与と看做されない財産移転のポイント等の解説です。

【親子間は特に贈与と看做されやすい?】

自宅の購入目的でローンを金融機関でお願いする場合、本人の年収等で「返済期間や金利面」でなかなか思うように行かない場合がありますね。そのような時、親御さんから『自分が貸してあげる』と言って頂けるケースも少なくありません。

然しながらですが、親子間では融通が利きすぎるという欠点?もあり、なかなか客観的に返済の事実が見えない!こともあり、借金ではなく「贈与」と看做される可能性が有るそうです。

理由的には「返済が滞っても督促しない」や「お金が有る時だけ返済する」などだそうです。貸主・借主、お互いに言えることと思われますが、自分のご都合主義的な対応をしていると、、、ショッキングなタイトルの通りになるのでは、と思いますね。

【贈与と看做されないための4つのポイント】

親子間での貸借関係は客観的に解るようにしておく、のが最大のポイントのようです。思わぬところで贈与税が課せられるのは嫌、ですね。ポイントは大きく4つだそうです。

‖荵絢圓箸隆屬廼眩消費貸借契約を結ぶ時と、同等レベルの借用書を作成すること。

∧嶌僂聾酋發亮け渡しは避けて銀行振り込みにすること。

6睛無にした場合金利分が贈与と看做される可能性があるので、金利は設定すること。

じ充妥に返済可能な額と期間を設定すること。

更に更に念押しの為のお勧めな方法は🔲借用書に確定日付の印を取得することです。
確定日付とは簡単に申せば「公証人役場」にて公証人の印鑑を頂く事です。確かにその日(確定日付)時にその書類(今回では借用書ですが)が作成されていた、という証拠になります。

🔴確定日付の良い点は、
‖荵絢圈其れも公の方が確かです!と、認めて下さっている。
△靴も、印鑑の日付は絶対に動かしようは出来ない。


🔴良い点の理由は、
特に身内同士での約束(例:借用書等)はお上からみますと「なあなあ」では無いか??と疑われがちな物と言えます。また、日付なども昔に遡って作成したのでは?などとの疑問も持たれる公算が大と思います。このような理由から自身を守るためには、第三者(公証人)も認めているんだ!という抗弁が出来るのが一番の「利点」であると思います。


🔴身内間での金銭の「貸し借り」や「住宅等の賃借」は必ず契約書を作成しましょう。
特に借用書など金銭が絡む場合は「確定日付」の取得をお奨めします。多少の手数料は掛かりますが。
借用書の場合は将来の相続にも直結してくる問題でもありますので。




【貸手であります親が亡くなった場合はどうなる?の問題】

貸手(債権者)であります親が亡くなった場合、その貸付債権は相続財産に含まれることとなります。例えば相続人様が1人の場合には「債権者と債務者」は同一となります。この場合民法上では債権債務は消滅(混同と言います)し、仮に相続税が発生したとしましても相続人様は1人なので、多分問題となることは無いと思われます。

問題となるケースは相続人様が他にもいる場合と思われます。貸金の債権が他の相続人様に相続されますと、その相続人様に返済義務が生じてしまいます。また、その相続人様も相続財産が”増える”訳ですので”相続税も増える”こととなってしまうかもしれません。

この様なトラブル回避の対策を講じることが大事と思われます。では、どの様なことを考慮しておくべきでしょうか。有効な対策としまして「親」は遺言書の作成をするべきと思います。

作成時考慮すべき事柄は、

〆通殻判を記載し、債権を消滅させておく(債務免除でも相続税が無くなる訳ではありません)

⊆擽發鬚靴討い拭峪匐 廚債権を相続するような形で遺産を分割する。

【まとめ】

親子間の財産移転が「贈与か相続」かに因り、予想される展開は異なるそうです。思いもよらない税金を課せられないよう十分注意をしましょう。

エイセンハウス提携税理士にて諸々のご相談を承っております。お気軽にご相談ください。

【この記事を書いた人】
エイセンハウス有限会社 代表 岡野茂夫
1952年生まれ。東京都立向ヶ丘高校卒業と同時に家業の和菓子店「岡埜栄泉(おかの_えいせん)」に入店。和菓子職人の修行の道に入る。1986年頃から春日通り収用計画(道幅拡幅工事)に因り和菓子店も建直しを余儀なくされる。新築する建物に“賃貸住宅併設計画“をした為”宅地建物取引士“の資格取得を目指す。1987年、資格を取得と同時にエイセンハウス有限会社(商号は「岡埜栄泉」のエイセンから)設立。平成7年和菓子店「岡埜栄泉」は閉店し不動産業に専念し今日に至る。

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