築後20年程経過物件所有のオーナー様!改正民法で水漏れ被害は『賃料減額交渉』となる可能性があります「再掲載}

==緊急事態宣言、再再度発出、さらに再延長となってしまいました。本ブログでもご紹介させて頂いておりますが、入居者様(借主様)からのクレーム(修繕依頼・生活音と思われます音)等々が、本当に増加をしています。「巣ごもり」を強いられていますことが、十分に考えられるかと思われますが、賃貸契約前の設備等のチェックで、相当な部分の解決が出来る可能性があると思いますので、オーナー様には是非とも「入居前設備チェック」をして頂ければと思います。
『無用のトラブル・交渉時間という無駄な時間・嫌な思い、、防げると感じています』==


賃貸で住宅を借主様に貸す場合には入居前の設備チェックは非常に大事であると思います。このチェックは今回の改正民法のうち、契約期間中の設備の一部滅失問題にも関わってくるものと考えます。入居後に起こり得る無用なトラブルの回避ともなりますので、是非、賃貸契約の前に部屋内の設備チェックの実行をお奨めいたします。また今回の新型コロナウィルス感染症に因ります、不要不急の外出の自粛要請やテレワークの普及のよります、所謂「巣ごもり生活」に因ると考えられます「修繕や生活音な」どのクレームが増加傾向にあります。入居前チェックを行うことに因り、契約後想定されますこの様なクレームの減少に必ず役に立つものと思います。是非実行されますことをお奨めいたします。


【追加しました記事です】👇

築年数経過によるダメージが原因による「水漏れ事故」が発生し、其の事が原因で入居者様(借り主様)が、例え数日間とはいえ「生活に支障が出た場合」には、今回の改正民法によりますと、免責はあるにしましても「賃料の減額」は避けられないような気がいたします。
また、費用面からでも事故が起こった後からの修理・修繕費用は「予防的」よりも多額になるように思われます。
賃料減額請求を受けたり、修理・修繕費用が嵩んだり、築年数の経過によりますダメージは色々な面で賃貸経営に影響を及ぼしますので、早目早目の対策をエイセンハウスではお奨めいたしております。




==👇以下は以前からの記事です👇==

まだまだ、先でもとのお考えのオーナー様、既にもうソロソロかな~?とお解りになられていますオーナー様へ、現状の確認程度はされてみては如何ですか!とのご提案です。

また、今回の記事の内容は「水」に関しての内容となっています。水関係の「管」には上水・排水・給水等が有ると思いますが、築年数が有る程度経過(20年程の)してきますと「ダメージ」にて「水漏れ」の現象となって現れてきます。

水漏れは意外と厄介で漏れの箇所を突き止めるのも大変な作業を要する場合が多いものです。特に厄介なのは「幾部屋にも渡って水漏れ」になってしまった、現場ですね。水問題、避けて通れない事柄と思いますので、ある程度の築年数のオーナー様には修繕の計画を立てられる事をお奨めいたします。


以下👇お読み下さればと思います。

@新築時には考えてっもみなかったし、建築会社も教えてくれなかった。

@管理会社に依頼しているが説明も多分?してくれた記憶が無い。
@自分的にもソロソロかな~?!という意識は有るがなかなか面倒だ。
@当然、金銭的な問題が生じるのでなかなか踏み出せない。



等々色々な理由はありますが、オーナー様にとりましては大変嫌な話にはなりますが、建物も築後20年近く経過しますと、色々な箇所に「ダメージ」が出てきてしまいます。お部屋内の事であれば入居者様の退去(引っ越し時)に合わせて修繕等は可能ですが。

課題的には種々ありますが今回は、エイセンハウスが管理をしています物件で起きました実例(水回り関係の例)基に記載して参りたいと思います。



【水道メータの交換時期に大変な事態の発覚です】

先ずは、水道メーターとはどの様な形状かと申しますと👇以下の写真から~

@写真中央の水色の蓋が開いた状態になっているのが「メーター」です。

         

オーナー様には釈迦に説法かもしれませんが、「水道メーター」は定期的に「水道局」が交換をしています。というより、実際の仕事は水道局から依頼をされた業者が交換作業をしています。またこの交換作業は水道法という法律の基に行われているようです。勿論、費用は「局持ち」でオーナー様の負担はありませんが、交換時期の目安は8年毎に、とのことのようです。

『大変な事態になっていることが判明!』

少し前まではスイスイと作業完了で、OK!だったので今回も殆ど気にも止めていませんでした。所が当日になって「まさか!」の報告です。
作業員の方曰く「現状ではメーター交換は出来ません」オーナー様「えっつ!??何故??」です。

『業者さんの作業員さん曰く』

「メーター廻りの器具がね~!」そうなんですね!当たり前の事ですがメータ交換するには既存メーターを取り外さなければなりません(ごもっとも!!)。

しかしながら、作業員さん曰く「とてもとて怖くて外せません!」との報告です。理由は👇

「メーターに接続されている器具が経年劣化により腐食が進んでいて、外した瞬間に管が割れてしまう危険性が大であるので出来ません」

         


『ある程度年限を経過しますと、どうしても劣化が進んでしまいますね』

ということでメーター交換には、先ずはメーター廻りの水道管を新規にすること必要となりました。
メーターの交換は水道法で定められいますので、交換はしなくてはなりません。
当然と言えば当然のことなのですが、さて「イザ交換」となりますと「結構な金額」が必要となってきます。実務としましては「費用」の問題の他にも種々の事柄が問題になります。一例ですが交換するには一定の時間帯で「給水を止める」必要が有り、現入居者様へのご案内も前もって行う事が大事になります。


『普段目にすることが無い箇所も気に留めて』

築後或る程度の期間が経過しますと、色々な箇所の「交換・修繕」が必要となってきます。その修繕計画を早期(理想では有るのですが)に立てておくことが本当に大事な事であると考えます。今回の出来事でそれを実感させていただけました。


今後の修繕・交換計画につきましては、微力ではありますがエイセンもご一緒に考えて参りたいと思いますので、何なりとご相談頂ければと思います。エイセンハウスでは各専門業者様とのネットワークがございますので、ご安心頂けるものと思っております。




【この記事を書いた人】
エイセンハウス有限会社 代表 岡野茂夫
1952年生まれ。東京都立向ヶ丘高校卒業と同時に家業の和菓子店「岡埜栄泉(おかの_えいせん)」に入店。和菓子職人の修行の道に入る。1986年頃から春日通り収用計画(道幅拡幅工事)に因り和菓子店も建直しを余儀なくされる。新築する建物に“賃貸住宅併設計画“をした為”宅地建物取引士“の資格取得を目指す。1987年、資格を取得と同時にエイセンハウス有限会社(商号は「岡埜栄泉」のエイセンから)設立。平成7年和菓子店「岡埜栄泉」は閉店し不動産業に専念し今日に至る。

記事の更新日:

PAGE TOP