人手不足の影響か!『マンション管理費上昇』

既存のマンションでは住人の合意を図ることは、なかなか難しい問題となっていますが、新築マンションの販売現場では管理費の上昇現象が起きているそうです。

本ブログ内でも春先の引っ越しシーズン時には、人手不足のため引っ越しが出来ない、とか、料金の高騰により「アキラメタ」など「引っ越し難民」というタイトルにてご紹介をさせて頂いています。

管理補の上昇現象も「人手不足」が原因のようですね。要は、管理員や清掃員への人件費が増えたため管理費に転嫁しなければならない、ということと思われます。

【どの程度になったのでしょう?】

某不動産情報会社に因ると、、2017年に首都圏で販売された新築マンションの管理費の平均は、月、平方メートル当241円だそうです。平均的な面積70平方メートルの住戸で16,848円/月となり、前年と比較して約6%のアップとなったとのことでした。

【都心部でみてみますと】

所謂都心3区と言われる場所での現象ですが、数年前と比較してみると管理費が2倍前後になった物件もあったとのこと。

特にタワーマンションなどでは近隣物件より「高く」なっているそうですね。

人手不足の補充のためパート・アルバイトさんを頼むことになるのですが、都心ではその方の確保も難しく、2割ほど高目(賃金)の水準での募集ともなり、管理費増加の要因ともなっているそうです。

【管理費減額の要素は有るのか?】

大手不動産販売業者に因りますと今後も同様の状態が続くことを予想しています。1~2年後の完成予定の新築マンションでは、更に人件費が上昇するという前提の基に管理費の予定額を定めることにするそうです。

現在売り出されていますマンションでは「コンシェルジュ・警備員常駐」などで差別化を図っているのは理解できますが、益々その分の費用は嵩んでくるのも当然といえば当然と考えます。

勿論、販売会社も軽減化に取り組んでいるのは当然と思いますが、新築マンションを購入される方も、一考の余地は有るものと思います。

@マンションの管理費増額に関する新聞記事

        

@ 関連記事ブログ【マンションで修繕積立金の増額不安】

http://www.eisen.ne.jp/blog/eisen/1/id/114100

 

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