”ど真ん中のストレート!絶好球!”な案件は中々来ませんね!欲しいけど!? 

<イメージ写真はエイセンハウス店内の様子です>

ブログタイトルご覧頂いての感想は如何でしょうか?多分意味不明なことと思います。これより解説を!(生意気で申し訳ありません)させて頂きたく思います。

では、 ピッチャーの失投かもしれませんが、、

『ど真ん中・ストレート・やや高目・そして少々外角寄り』目を瞑ってもと迄は言いませんが、絶好のホームランボール!(学生時少々野球を齧りましたので)ですね〜と言うような案件です。

我々業者といたしましては誰でも受託したい案件です。また、少々の癖(曲玉)が有ったとしましても、せいぜい「担保設定」がされている程度で、大体がスムースに事が運び、、ご成約となります。

しかし、然しながらですが我々の様な街場の業者(エイセンハウスだけかもしれませんが)には、中々この様な案件は、、来ない場合が多いのです。(欲しいのですが!)

ではどの様な案件が比較的多くなるのか!?既に終了済みの中から、幾つかご紹介をして参りたいと思います。どの案件も当然の事では有りますが、一つ一つ頭を捻らして頂きました。そのお陰では有りますが”種々の経験”を積ませて頂く事にはなりました。

また其々の専門家の先生にもご協力を頂いての解決となっております。今現在でも当時の先生方とのお付き合いも続けさせて頂いております。

【第1回目の案件(お話は)”インコース低目ギリギリ”

ストライクorボールか判定が難しいような癖玉案件。

【お伺いました途端、最低1年以上は覚悟しました】

ある日突然、昔からの知り合いが訪ねてこられました。その昔はご近所様でした。久しぶりですね〜〜と昔話に花が咲いていたのですが本題に入りましたところ、現在所有されています賃貸住宅兼ご自宅を、出来れば至急に売却されたいとのことでした。

何でも・・引っ越して新たな生活を始めたいとのご希望でした。出来れば早急に、とのご依頼です。

【ご依頼物件の概要は?】

1.ご兄弟3人様の共有でしたが、お一人はお亡くなりでした。

2.当然の事ですが金融機関の担保設定が為されていました。

3.土地・建物は全て所有権でした。

4.最後の段階で、え〜〜でした。其れは『差し押さえ』です。

2.の金融機関の担保設定は売却金額で清算をすれば、普通は何という事はありません。

【担保以外での問題は?】

1.についての問題。ご兄弟の方が亡くなられた際の「相続登記」が行われていませんでした。今回の売却にあたり万一相続人様が出て来られましたら、更に「一揉め」の事態を予想しました。然しながらご結婚されていましたが奥様も既に亡くなられ、また子供さんもいないとのこで、法定相続人様はいらっしゃらないということが解り”一安心”でした。此処までは良かったのですが、、、

4.の「差し押さえ!」思った通り”難攻不落?”の様相を呈していました。誰でも「差し押さえ」された物件!!購入したくはないですよね。(当たり前ですが)

一般的な差し押さえの登記(仮登記含)はタマには見かけます。賃貸マンションの契約でも登記簿謄本を取得し、その辺のところの調査をしていますので。

そこで、良く見かける例=税金(固定資産税等)不払いの為に都税事務所などが差し押さえをしています。簡単ではありませんが税金の差し押さえは「支払えばOK」なので、解決は比較的に楽な事ではあります。

【今回の差し押さえとは?どんな物だった】

ズバリ個人の方の”感情”が籠った内容(仮差押)でした。共有者2人の内の”一人”の方の債務でしたが、これは誠に厄介なことで「お金」と「感情問題」が絡んでいます!!

先ず、順番としましては、この感情問題を解決し売却が決定した際には、仮差押えの登記を外して頂く(登記を取り下げ)協力を取り付けることが先決となりましたので、売主側・仮差押側、双方で代理人を立てて頂き話合って頂く事にしました。感情がもつれていたので1年間以上は、、覚悟でした。

時間もそうですが”費用”も結構掛かることになりますが仕方ない事ですね。

要は・・・金融機関の「担保」「仮差押」両方を抹消出来なければ当該不動産の売却は出来ません!!

【でも、今回はラッキーで】

何と!覚悟していました期間より2ケ月も早く解決(納得して頂け)出来ました。詳しい事は当然に解りませんが、多分??双方、特に「差押者」の方も”潮時”ではと、お考え頂けたのではないかと想像しております。双方の代理人の先生のお力添えも有ったのは間違いの無い事と思います。

【運も良く購入者も決まり】

上手く行くときはこんな物、と思われるように”購入者様”も決定しました。売買契約も”恙無く”終了しました。更に支払いも”即金”という運の良さも加わりました。

【代金決済👉所有権移転の手続き】

誠に忙しく、また神経を使う一日になると思われましたが、その通りの一日でした。何故ならば「仮差押」を取り下げて貰い「所有権移転登記」を行う必要があるためです。

1.売主代理人と仮差押側代理人帯同し”地方裁判所”の保全部に出向き、仮差押取り下げ書を提出して頂く。

2.提出を見届け地方裁判所の受領印が付いた書類を確認後、合意した”和解金”(勿論銀行振出小切手)を支払う。

3.その結果を移転登記を依頼してあります司法書士に連絡。

4.結果を受けて司法書士・売主帯同にて担保設定している金融機関に出向く。

5.金融機関にて”担保抹消書類”を受け取る。

6.最後に司法書士にて売主👉買主へ所有権の移転登記を完了する。

@仮差押の抹消と移転登記の順番ですが、今回と”逆”でもOKな場合がありますが、新しい”登記簿謄本”を取得して確認しますと、”仮差押抹消”の文字が”移転登記”の後に印字されますので、購入者様的には不愉快になる可能性があります。

【戦い済んで日が暮れて、ではありませんが】

何とかかんとか、段取通り無事全て終了!依頼人様には大変喜んで頂けました。が、、「ホット」して「ガックリ」何とも忙しい1日でした!そう言えば昼飯食べたっけ??!! お疲れ様でした。


【この記事を書いた人】
エイセンハウス有限会社 代表 岡野茂夫
1952年生まれ。東京都立向ヶ丘高校卒業と同時に家業の和菓子店「岡埜栄泉(おかの_えいせん)」に入店。和菓子職人の修行の道に入る。1986年頃から春日通り収用計画(道幅拡幅工事)に因り和菓子店も建直しを余儀なくされる。新築する建物に“賃貸住宅併設計画“をした為”宅地建物取引士“の資格取得を目指す。1987年、資格を取得と同時にエイセンハウス有限会社(商号は「岡埜栄泉」のエイセンから)設立。平成7年和菓子店「岡埜栄泉」は閉店し不動産業に専念し今日に至る。

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